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後処理 アーカイブ

【陽極酸化皮膜の封孔処理 sealing of anodic oxide coating】

アルマイトの皮膜には、無数の微細な穴(孔)が開いております。
それにより吸着性があり、汚染されやすく腐食が発生しやすいです。
ですので、アルマイト処理後に、文字通りこの孔を
ふさいでしまうという処理を封孔処理といいます。

 封孔処理の方法としては、

1.熱純水中で処理

2.過熱水蒸気中で処理

などが主です。

上記のいずれも、酸化物層が封孔処理によって
ベーマイト層(水和酸化物結晶)で覆われて
酸化物層の容積が増えることにより、孔をふさぐものです。

 また、アルマイト処理後、何もしなくても
経時的に自然封孔致します。

JISでは
  「陽極酸化によって精製した多孔性皮膜の
   あな(孔)を封じ、対汚染性、耐食性などの
   物理的化学的性質を改善する処理の総称」

fuukou.jpg
投稿者: めっき職人 : 15:37 |

【クロメート処理 chromating】

クロム酸、または重クロム酸塩を主な成分とする
溶液中に製品を浸漬して防錆皮膜を生成いたします。
これをクロメート処理といいます。(a.k.a クロム酸処理)

※クロメート処理は、亜鉛上以外にも
無電解ニッケル後やアルミ上にも行われます。
クロメート処理とはめっきではなく化成処理でございます。

1.亜鉛めっきの後処理として

・光沢クロメート(ユニクロ)…青銀白色で耐食型と外観型がある
・有色クロメート…黄金色・虹色で耐食性を重視する場合に処理
・黒色クロメート…黒色で耐食性は良好 耐食型と外観型に分かれる
           また耐食型は耐摩耗性にも優れる
・緑色クロメート…オリーブ色で、使用環境が過酷な製品に処理

上記のように使い分けられています。
光沢→有色→黒色→緑色、の順に耐食性が向上いたします。

各クロメート処理の方法は厳密には異なりますが、
亜鉛めっき→硝酸浸漬で活性化(0.5~1%)→クロメート処理→染色 
と進んでいきます。(各工程間には水洗いたします)

ユニクロと有色クロメートでは浸漬時間が異なり、
仕上げ工程が異なります。

一般的な処理液の組成は次のようになります。

重クロム酸ナトリウム5~10g/L、硫酸0.3~0.7ml/L、
硝酸2~4ml/L、酢酸1~2ml/L、温度30~40℃、
浸漬時間は5~30秒

※浸漬時間とともに色調が青→淡黄→黄赤→緑→ 茶褐色へと
移行してまいります。

処理後の乾燥温度は60℃~80℃が適温で
これより高温になると耐食性・皮膜強度が低下します。

※クロメート皮膜自体の膜厚は0.3μm程度です。

JISでは
「クロム酸または重クロム酸塩を主成分とする溶液中に
品物を浸漬し、科学的に防錆皮膜を生成させる方法」

ちょっと長かったな…

投稿者: めっき職人 : 15:42 |
2006
12/25

【後処理の目的】

後処理とはめっきの仕上げ工程のことです。

具体的には、水、溶剤などによる洗浄、またその後の乾燥工程や

仕上げ研磨などの作業を指します。

これらの処理を施す目的としては染みや変色、割れ、ヒズミなど

のクレームの要因を未然に防止したり、表面を美化し精度を上げ

ることにより、製品の価値を高めるといった意図があります。

また、いくら綺麗にめっきをあげることが出来たとしても、これ

らの作業を疎かにすると、あとで不良の原因となる可能性が高い

ため特に重要な工程の一つであると言えます。

投稿者: めっき職人 : 18:00 |
2009
11/24

めっきの最終工程に水洗いをした後、製品をお湯に漬ける
という工程があります。


これには単に製品を綺麗にするという目的以外に、品物を
温め乾燥を手助けするという側面もあります。


それにより熱風や遠心乾燥にかけられない品物でも比較的
はやく水分を取り除くことが可能になります。


ただ注意すべきは、水質の悪い湯を使用すると表面に湯垢
がついてしまうことがあるので、なるべく綺麗な湯を使用
することが望ましいです。

投稿者: マスター : 17:48 |

めっき後に水洗を行った後、最終的な仕上げ工程として製品の
乾燥があります。一口に乾燥といってもその方法は品物によっ
て様々で、おおよそ以下のようなものがあります。


1.自然乾燥:風通しの良い場所で自然に乾燥させる方法です。
シミなどを気にしない鋳物などに適します。


2.おがくず乾燥:油分の少ないおがくずをかけ、水分を吸収します。
凹凸面の多い品物に適します。


3.直火式熱気乾燥:ガスや灯油の直火で水分を蒸発させます。
熱に強く、温度差を気にしない品物に適します。


4.遠心分離乾燥:遠心力で脱水します。
小物や多少の傷は気にしない品物に向いています。


5.赤外線乾燥:放熱による直射乾燥です。
密閉の必要がなく、焼付塗装の乾燥などに用いられます。


6.熱風乾燥:効果的な乾燥方法で広く応用されています。


7.真空乾燥:真空で水分や溶剤の沸点を下げ蒸発させます。
高温による加熱を避けたい品物に適しており、また細かな孔
や隙間でも完全に乾燥させることが出来ます。


乾燥は工程的にも最終的な仕上げであり、完全に行えないと
シミや変色、腐食、割れなどの不具合を引き起こす可能性が
あるため疎かにすることはできない処理です。

投稿者: マスター : 11:06 |
/

Q:六価クロメート とは?


A:JISでは、クロム酸又は二クロム酸塩を主成分とする溶液
で金属を処理して防せい皮膜を作る表面処理方法。

chromating

とあります。

六価クロメート・・・主成分は「六価のクロム」になります。

クロメートは、クロメート処理と呼ばれるのが一般的で
クロム酸または重クロム酸塩を主成分とする溶液中に
製品を浸漬して、防錆皮膜を生成させる方法になります。

亜鉛めっきのクロメート処理は、
1.耐食性向上
2.白さびの発生を防ぎ、指紋その他の汚れをつきにく
  くする。
3.外観向上。
4,塗料、染料の密着性向上。

などの効果があります。

銀めっき後の変色防止やアルミニウムのクロメート処理
(アロジン法:American Chemical Paint,Co)があり
ます。


★亜鉛めっきのページはこちらから。

全員.JPG


▼めっき処理加工のことなら三和メッキ工業(株)まで。
▼お問合せのページは、こちらから。
★三和メッキ工業のfacebookページはこちらから!

投稿者: マスター : 16:09 |
/

Q:三価クロメート処理加工とは、どのような処理で
しょうか?


A:JISでは、クロム酸又は二クロム酸塩を主成分とする溶液
で金属を処理して防せい皮膜を作る表面処理方法として
「クロメート処理」いうものがございます。

chromating

クロメートは、クロメート処理と呼ばれるのが一般的で
クロム酸または重クロム酸塩を主成分とする溶液中に
製品を浸漬して、防錆皮膜を生成させる方法になります。

一般的には「六価クロム」を主成分としてクロメート処理
を実施いたしますが、RoHS指令や環境問題への配慮と
して「三価クロム」を主成分としたクロメート処理が開発
されました。

これを、「三価クロメート処理加工」といいます。

亜鉛めっきのクロメート処理は、
1.耐食性向上
2.白さびの発生を防ぎ、指紋その他の汚れをつきにく
  くする。
3.外観向上。
4,塗料、染料の密着性向上。

などの効果があります。

銀めっき後の変色防止やアルミニウムのクロメート処理
(アロジン法:American Chemical Paint,Co)があり
ます。

★亜鉛めっきのページはこちらから。


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投稿者: マスター : 16:28 |
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