【クロメート処理 chromating】
クロム酸、または重クロム酸塩を主な成分とする
溶液中に製品を浸漬して防錆皮膜を生成いたします。
これをクロメート処理といいます。(a.k.a クロム酸処理)
※クロメート処理は、亜鉛上以外にも
無電解ニッケル後やアルミ上にも行われます。
クロメート処理とはめっきではなく化成処理でございます。
1.亜鉛めっきの後処理として
・光沢クロメート(ユニクロ)…青銀白色で耐食型と外観型がある
・有色クロメート…黄金色・虹色で耐食性を重視する場合に処理
・黒色クロメート…黒色で耐食性は良好 耐食型と外観型に分かれる
また耐食型は耐摩耗性にも優れる
・緑色クロメート…オリーブ色で、使用環境が過酷な製品に処理
上記のように使い分けられています。
光沢→有色→黒色→緑色、の順に耐食性が向上いたします。
各クロメート処理の方法は厳密には異なりますが、
亜鉛めっき→硝酸浸漬で活性化(0.5~1%)→クロメート処理→染色
と進んでいきます。(各工程間には水洗いたします)
ユニクロと有色クロメートでは浸漬時間が異なり、
仕上げ工程が異なります。
一般的な処理液の組成は次のようになります。
重クロム酸ナトリウム5~10g/L、硫酸0.3~0.7ml/L、
硝酸2~4ml/L、酢酸1~2ml/L、温度30~40℃、
浸漬時間は5~30秒
※浸漬時間とともに色調が青→淡黄→黄赤→緑→ 茶褐色へと
移行してまいります。
処理後の乾燥温度は60℃~80℃が適温で
これより高温になると耐食性・皮膜強度が低下します。
※クロメート皮膜自体の膜厚は0.3μm程度です。
JISでは
「クロム酸または重クロム酸塩を主成分とする溶液中に
品物を浸漬し、科学的に防錆皮膜を生成させる方法」
ちょっと長かったな…










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02/01
陽極酸化皮膜の封孔処理
【陽極酸化皮膜の封孔処理 sealing of anodic oxide coating】
アルマイトの皮膜には、無数の微細な穴(孔)が開いております。
それにより吸着性があり、汚染されやすく腐食が発生しやすいです。
ですので、アルマイト処理後に、文字通りこの孔を
ふさいでしまうという処理を封孔処理といいます。
封孔処理の方法としては、
1.熱純水中で処理
2.過熱水蒸気中で処理
などが主です。
上記のいずれも、酸化物層が封孔処理によって
ベーマイト層(水和酸化物結晶)で覆われて
酸化物層の容積が増えることにより、孔をふさぐものです。
また、アルマイト処理後、何もしなくても
経時的に自然封孔致します。
JISでは
「陽極酸化によって精製した多孔性皮膜の
あな(孔)を封じ、対汚染性、耐食性などの
物理的化学的性質を改善する処理の総称」