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2008年2月

【電気めっき ラック法とバレル法の違い】

1.ラック方法
引っ掛けめっき法、静止めっき法とも呼ばれております。
製品(被めっき物)を治具(製品を通電させるためのラッ
ク)に引っ掛け陰極棒(ブスバー)に吊り下げてめっき液
に浸漬しめっきする方法です。電解めっきの場合にはほと
んどがこのラック法によりめっき処理を実施しています。

良い点…・電流密度が高く設計できる。
    ・処理液の管理がし易い。
    ・めっき厚さのバラツキが少ない。
    ・多品種に対応可能。

悪い点…・冶具への着脱の手間が掛かる。
    ・冶具の設計や製品に合わせた冶具の選択が必要
     になる。

2.バレル法
ガラめっき、回転めっきとも呼ばれております。小さな孔
を沢山開けた合成樹脂製の樽(バレル)の中に製品を入れ
てめっき液に浸漬し、樽を回転させながらめっきする方法
です。

良い点…・一度に大量に処理できるので生産性に優れる。
    ・製品一個あたりのコストが低い。
    ・冶具を選択する必要が無い。

悪い点…・形状や重量によっては適さない場合がある。
    ・厚付けが困難。
    ・液の管理が煩雑。
    ・排水への負担が大きい。
    ・製品にキズが付き易い。
    ・バラツキが生じ易い。

投稿者: めっき職人 : 17:58 |
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