カレンダー
モバイルブログ
QRコード

モバイルブログ

2006年12月

2006
12/25

【後処理の目的】

後処理とはめっきの仕上げ工程のことです。

具体的には、水、溶剤などによる洗浄、またその後の乾燥工程や

仕上げ研磨などの作業を指します。

これらの処理を施す目的としては染みや変色、割れ、ヒズミなど

のクレームの要因を未然に防止したり、表面を美化し精度を上げ

ることにより、製品の価値を高めるといった意図があります。

また、いくら綺麗にめっきをあげることが出来たとしても、これ

らの作業を疎かにすると、あとで不良の原因となる可能性が高い

ため特に重要な工程の一つであると言えます。

投稿者: めっき職人 : 18:00 |
2006
12/18

【錆落とし】

良いめっきを行うには錆があってはいけません。

ですので、めっき前には必ず錆落としを行います。

錆落としには大別すると物理的な方法と化学的な方法とに分ける

ことができ、物理的な方法としてはブラスト処理や、ワイヤーブラシ、

研磨などの方法があります。

一方、化学的な方法では酸またはアルカリ性製剤を用いて行います

が、多くの場合、酸洗い浴にて錆落としを行います。

錆落とし後は素材表面が荒れた状態になりますので、研磨によって

表面を滑らかにしていきます。

鉄鋼素材の場合などは放っておくと再び錆が発生してきますので、

防錆油などを塗布しておくことが望ましいです。

投稿者: めっき職人 : 17:07 |

【MFZn8-CM2/HBとは】

 ご存知の方も多いかと思われますが、上記前半の

MFZnは旧規格の記号となります。

しかしながらこちらの方が現在でも一般的に通用していたりします

MFZn8は「鉄素地上亜鉛めっき8μm処理後に有色クロメート」となります。

HBは「水素脆性を除去するためのベーキング処理」を表しております。

‘ベーキングの処理時間は受け渡し当事者間のやりとりによって決定する’、

となっております。

投稿者: めっき職人 : 15:04 |

【素材 Material】

セラミック

セラミック製品には古くからあるレンガ、陶磁器、瓦、タイル、ガラス等のクラシックセラミックスと、精製された原料を用いて一定の機能を持つように作られたニューセラミックスがあります。

通常これらの材質のものにはめっきを行うことはあまりないのですが、樹脂製品へメッキを行う時と同様、エッチングやエッチングと同等の効果をもたらす表面改質剤によっては密着力を高め、めっきを行うことが可能となります。

また、ガラスにメッキを行う方法としては古くから鏡を作る時に行われる銀鏡メッキと呼ばれるものがあります。これは無電解メッキの一種で、金属の中で一番反射率の高い金属である銀をガラスの表面に析出させることにより、鏡として使用するものです。

化学の実験などでも気軽に出来るメッキではありますが、そのままでは強い密着力が得られないため通常販売されているような鏡は表面を洗浄し、メッキを析出させやすくするために増感処理というものが施されているようです。

投稿者: めっき職人 : 17:28 |

【テフロン無電解ニッケルにて摺動部品を滑らせたい】

 上記のようなお問合せが多くあります。

基本的にはめっきですとテフロン無電解ニッケルがおすすめです。

なんでかっていうと滑るからです。テフロンが。

 めっき皮膜としてニッケル金属と共析しておりますので

従来のコーティング等に比べ硬度が高いです。

また、析出速度が通常の無電解ニッケルよりも

遅いため、ゆっくりと緻密な皮膜を形成しますので

精度を維持することが可能でございます。

 さらに硬度や耐摩耗製、離型性が求められる場合、

  • めっき後に熱処理を行なう
  • テフロンの含有量を変更する
  • 素地の面粗さを変更する

などの条件を振り分けての試作処理を重ねて

要求事項を満たしてくことになります。

投稿者: めっき職人 : 14:22 |
Copyright c 2007 Sanwa Plating Industry Co., Ltd. All Rights Reserved.