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2006年8月

【ニッケルアレルギー Nickel arelgy】

 めっき屋さんには、各種様々な案件の

お問合せが日々ございます。

BtoCと呼ばれる、個人消費者の方からのお問合せには

指輪やネックスレス等のアクセサリーへのめっきに関する

お問合せも少なくありません。

 しかし、その度に注意しなければならないのが

金属アレルギーの問題です。

近年、金属製の装飾品による健康障害(かぶれ等)の

問題が取りざたされることが多くなり、原因は金属アレルギーにある

との見解が一般的なものとなっています。

金属の中でも特にアレルゲン(原因となる抗体)の主体なのが

ニッケル・コバルト・クロム、などです。

 ヨーロッパでは、非常に敏感な世論があり、

ニッケルを含んだ製品の販売自体が禁じられている国もあります。

日本国内においても、肌への障害のケースが多くなっていることから

ニッケルめっきの代替となるめっきへの移行の動きもございます。

主な代替金属としては

パラジウムめっき・銅-すず合金めっき・亜鉛・すず-合金めっき

などがございます。

ニッケルとよく似た外観のものが重要視され、

各薬品メーカーにおいて、開発が進められています。

投稿者: めっき職人 : 16:57 |
2006
08/21

【緑青:ろくしょう patina】

緑青をパチナともいうことを最近知りました。

ちなみにこの緑青というのは銅の表面にできる

緑色をした錆びで、

・亜硫酸ガス等との反応物が酸化したもの

・炭酸ガスと水分の反応でできる塩基性の炭酸銅(有毒)

・酢酸蒸気の作用で生じる酢酸銅塩基性塩(有毒)

主に上記3種類となるそうです。

かなり以前、銅素材の上にMFNi-Crを他社様で処理された

ある企業のお客様が、血相を変えて

‘めっき後、到着した時点で緑青が出てるなんてひどい!

 三和メッキさんなら大丈夫でしょうからやり直して!’

と、飛び込んでこられたことがございました。

 問題の緑青の製品を拝見してびっくり。

…世のめっき屋さんは、クロムめっき後のバフ研磨仕上げの際の研磨剤は

きちんとふき取って出荷するようにしましょう。。

(弊社も気をつけないと)

投稿者: めっき職人 : 13:36 |
2006
08/19

【chinamini ちなみに】

6価クロメートと3価クロメートの違いということで、

・摩擦係数

・塗装の密着性

などについても、以前調べてみたことがございます。

 実際、弊社レベルのめっき屋では

上記のような事項を比較・判断できませんので

薬品メーカーさん等に話を聞いてみたところ

★摩擦係数は、各社が従来品と同様になるように開発を進めている

★塗装密着性については、シリカが含まれるため、従来品より若干劣るのでは

という、お話を聞いたことがあります。

投稿者: めっき職人 : 14:26 |

 6価クロメートと3価のそれとでは

外観は異なります。

色が3価の方が薄くなります。

(品質管理を、色の濃淡で判断されている場合には

 3価の処理に切り替えることによって

 外観検査をパスできなくなることもあるようです)

 実際の耐食性の違いについては

あまり変化ございませんが、

塩水噴霧試験を長時間行なった場合には

6価のものの方が良好に耐える、という話を

耳にしたことがございます。

投稿者: めっき職人 : 16:51 |
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