【表示記号について】
弊社に寄せられるお問合せの中で
恐らくもっとも多いのが表示に関する内容です。
「3価クロムを表す記号は?」
「この記載で3価クロム使用の指示は伝わるの?」
「この記号は何を示しているの?」
などが上位を占めます。
★2006年現在、3価クロムを示す記号は
規格されていない模様です。
よって、文章を書き添えるか、めっき屋さんと
ユーザー様の事前のお打合せ、が必要だと思います。
★表示の意味を問われた場合に、
一生懸命に公の文献・資料を調べてもわかんない場合があります。
これはその処理がどこかのめっき屋さんの商標であったり、
依頼主の方の独自の記号・表記である可能性があります。
あと、旧JISの表示のままである場合など、
表示は複雑になります。
個人的には
「この品物はS45Cで作りました。
無電解ニッケルめっきを片面10μm処理してください。
マスキングとかは特にしなくていいです。楽しみにしています。」
と、簡単に書いて頂けるとわかりやすくてありがたいかなー、と思います。
(日本でしか通用しないけど)
あ、個人的に思っただけすよ。
それから、そうそう書き忘れるところでした。
「Ni1号めっき」とか「クロム○号めっき」とかきいたことありませんか?
ちなみに
1号めっき…母材を研磨・めっき工程中にもめっき上を中間バフを行う
2号めっき…母材を研磨してめっき処理
3号めっき…研磨をせずに母材の状態にめっき処理
以上になります。
★亜鉛めっきに1種とか2種とかがありますが
1種…亜鉛めっきのみ、もしくはめっき後光沢クロメート(=ユニクロ)
2種…亜鉛めっき後有色クロメート
以上です。










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04/27
素材 ~鉄・鉄合金~
【素材 Material】
鉄・鉄の合金
炭素鋼
炭素の含有量が0.3%を超えるものを高炭素鋼、
0.3%以下のものを低炭素鋼といいます。
冷間圧延鋼板
磨き鋼板、JIS記号でSPCC~E
★めっきするうえでは鉄系材料がもっとも無難で
処理がしやすいです。
ステンレス鋼
鉄材の中にクロムが12%以上含まれたものをいいます。
不動態皮膜により強い耐食性があります。
マルテンサイト・フェライト系
クロムが13パーセント含有されているもの。
大気中では錆びませんが、塩酸とか硫酸に溶けます。
オーステナイト系
18-8ステンレスとも言われ、18%のクロムに加え、ニッケルが8%含有しており、耐食性が良いです。
★めっきをする際は、素材表面の酸化皮膜を除去する必要があります。
ダイレクトに希望のめっきはできません。
鋳鉄
高炉でできた銑鉄を再び溶解しさせ、
屑鉄やフェロアロイを加えて型に流し込んだものです。
炭素が非常に多く含まれています。
★めっきをする際は、その鋳肌・巣穴等が悪さをすることがしばしばです。
処理液が染み込んでしまったり、また染み出してきたりと、
良好にめっきができないことも少なくないです。
それでもやはり鉄系が一番無難です。めっきをする側としては。