【無めっき bare spot】
何らかの原因で製品にカソードバー(陰極)からの
電気が流れていない場合や、製品の形状の問題で
凹部の深いところなどにめっきが付いていない状態のことです。
※電気めっきは電極から近いところにある部分の方が
より厚くめっきがつくため、電気が集中しやすい
頂点角やエッジの鋭い部分には厚くめっきがつき
くぼんだ部分や穴の内径などには薄く、または
無めっき状態になるため、均一な膜厚の精度を
出すのは困難です。
この無めっき状態の対策としては
補助陽極や無電解めっき法を用います。
JISでは
「めっきが付いていない状態。低電流密度部分などに
生じやすい。」










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09/17
エッチング
【エッチング etching】
金属または非金属表面を科学的もしくは電気化学的に腐食する方法のことで、これにより表面介在物や層を取り除く方法のことです。例えばアルミニウム表面には巣穴やピンホールなどの表面欠陥や、様々な機械加工によって出来た加工変質層、あるいは空気中において形成された自然酸化皮膜などが存在しています。
このような場合ですと各種処理を施しても均一な皮膜が得られません。そこで処理を行う前にエッチングによってこれらを取り除きます。
エッチングには一般に弱アルカリないし強アルカリ性溶液による浸漬洗浄、あるいは弱アルカリ性溶液による陰極電解洗浄などが用いられています。
最適なエッチング状態は製品によって異なり自動車部品などは密着強度を高める必要があり、めっきも厚く施されるためエッチングは強めです。それに対して家電部品は外観が重視されめっきは一般的に薄いのでエッチングは弱めに行われます。
また、酸性エッチング剤はアルミミラーやハードディスクの表面調整など、鏡面仕上の品物に使用されています。
JISでは
「金属または非金属表面を化学的若しくは電気化学的に腐食する方法。」
【参考文献】
めっき実用便覧 工学図書発行
めっき技術ガイド 日本鍍金材料協同組合発行